スティックPCなどストレージ容量が少ないPCにおいては、Windows Updateがうまくいかない場合があり、繰り返される自動再起動に悩まされるケースを見かけます。そのような場合は、Windows10をクリーンインストールすることによって快適な動作を取り戻すことができます。

手順化してしまえば簡単

作業内容は以下の流れの通りです。
➀インストールメディアの作成
➁BIOS設定
➂クリーンインストール実行
➃Windows初期設定

自分好みの状態に設定し直す手間はあります。
しかし、容量の改善やバグの解消など、クリーンインストールする価値は高いです。
経験上、思っているほど大変な作業ではありませんでした。お困りの方は是非、参考にしてみてください。

用意するもの

・8GB以上の空き容量があるUSBメモリにWindows10セットアップ
 プログラムを入れる(詳細は次のページへ)

・BIOS起動方法を調べておく
 呼び出し方は機種により異なる為、説明書またはネットで調べることをお勧めしますが
 PCの電源を入れてメーカーロゴが表れている間にDEL、Esc、F2、F8、F12 のいずれかのキーを押すと
 BIOS画面に切り替わる可能性が高いです。

・セットアップに関する情報を用意する
 クリーンインストール後、Windows10の初期設定が必要です。
 WindowsアカウントID/パスワードを管理者に確認しておきましょう。

・保存しておきたい個人データやファイルがある場合は、バックアップをとっておく

記事執筆時の環境

実際にクリーンインストールした際の流れを次のページより紹介いたします。

・PCスペック

機種名 Diginnos Stick DG-STK4D
プロセッサ Intel(R) Atom(TM) x5-Z8350 CPU @ 1.44GHz 1.44GHz
実装メモリ(RAM) 2.00GB
システムの種類 64ビットオぺレーティングシステム、64ベースプロセッサ

 

・所要時間  1時間~3時間(パソコンのスペックにより誤差あり)

・セットアップ後の空き容量 9.92GB/28.2GB