個別生産品であるため品番と品名は事前登録していなくても自由に登録できますが、後でリピート受注が来た場合にデータを流用できるようにしています。同じ個別生産でも、その会社が取り扱う製品の特性を考慮して、管理しやすいような設計をしています。
1つめの画像は、大型機械加工を中心に取り扱う工場の工程管理画面です。リードタイムが比較的長く、1つの製品を構成する部品点数が多いため、1件の受注についての全体スケジュールが一目で把握できるような画面の構成にしています。この画面で入力した情報に基づき、社内の場合は作業指示が、外注の場合は発注書が出力され、進捗度合いに応じで色が変わります。
2つめの画像は、治具や工具等を中心に取り扱う工場の工程管理画面です。1件の受注に対して複数の明細がありますが、分納発送などの細やかな対応ができるように、それぞれの明細を独立して管理できるようにしています。こちらの例では、なるべく多くの明細を同時に管理できるように、品目をクリックした際に工程情報が表示されるようにしています。