現場担当者がキーボードに触れなくても良いように設計した作業実績収集システム

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入力項目が多くなりがちな製造現場の作業実績収集において、バーコードだけで操作が完結するように設計して、入力ミスや手間を削減しました。


作業指示書に工程バーコードと着手/中断/完了のバーコードを出力して、現場に配布しておきます。
現場担当者は、作業状況に応じて、該当するバーコードを読み込みます。
担当者のバーコードは、名札に印刷しておくか、または部署毎に印刷したものをラミネート加工するなどして現場に配布します。
着手/中断/完了のいずれかのバーコードを読み込むことで、自動的に登録しますので、キーボードのボタンを押す必要がありません。
(この事例では、間違って読み込んだ場合の削除操作はキーボードで行う必要があります。)
指示した数量と加工数量が異なる場合には、作業指示書に手書きで記入したものを、後で管理部門の担当者がキーボードから入力します。
入力漏れなどのエラーについても、管理部門で修正するようにして、PCに不慣れな現場担当者でも実績入力できるようにしました。
このように、キーボードやマウスを使わなくても入力できるようにすることで、今までPCを設置できなかったような場所でも実績収集が可能になります。