テレビモニタの利用

サイネージ係長は、クライアントにPCを使う構成と、テレビモニタを使う構成との両方に対応しています。

テレビモニタを使用する場合は、PCを購入する必要が無いため低コストで導入でき、配線がテレビモニタの電源コードのみとなるためレイアウトがすっきりします。

また、設置やメンテナンスの際にキーボードやマウスを使う必要が無く、リモコンで操作できるため利用者の負担が軽くなります。

一般的なPC用モニタとテレビモニタの表示性能について大きな違いはありません。サイネージ用途として利用する場合は大型のものを壁に設置することが多いと思いますが、テレビモニタは2mほど離れて視聴することを想定して、アイコンや文字が大きめに設定されているため遠くから操作しやすくなっています。

表示するために特定のソフトウェアが必要なものや、凝ったグラフィックを要求する場合にはPCを使う必要がありますが、社内イベントの告知などで掲示板の代わりに使う場合にはテレビモニタで十分です。低コストで手軽に端末を増やすことができるため、サイネージの用途が広がり、社内コミュニケーションの円滑化が期待できます。

システム構成

無線LANの社内ネットワークがあれば、テレビモニタを端末として使用できます。
社内ネットワークを利用するので、基幹システムとの親和性が高いことも利点のひとつです。

クラウドサービスを利用したサイネージシステムもありますが、サービス事業者が決めたOSや環境を利用することになるため、基幹システムと互換性がなく連携出来ない場合があります。また連携できる場合でも、社内システムのデータをCSVファイルなどの形式で出力して、サービス事業者のサーバにアップロードする必要があります。サイネージと基幹システムとの連携を考えている場合は社内ネットワークでの利用がおすすめです。

テレビモニタの機種や表示できる情報には制限があります。
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