金型工程管理システムと成形生産管理システムの販売データを統合
他社パッケージメーカーの協力を得て全くデータ構造の異なる複数のシステムをリアルタイムに連携しました。
プラスチック成形を行うには金型が必要ですが、成形加工と金型製造の両方を行っている会社では、成形用と金型用の生産管理システムを別々に稼働させているケースが多いです。
成形部門の生産管理システムは量産型であるのに対し、金型製造部門の生産管理システムは個別生産型であるため、両者のデータ構造は全く異なります。
しかし、会社全体の売上や仕入の集計、及び請求や支払においては、別々のシステムを運用することが負担になります。
この事例では、金型工程管理パッケージソフト開発元の協力を得て、金型工程管理パッケージソフト側のデータベース読み込みと、一部書き込みの許可をいただき、あたかも一つのシステムのように利用できる販売管理システムを実現しました。