先入先出ルールに基づく出庫指示

出庫指示書を発行するタイミングで、先入先出ルールにもとづき棚番を自動引き当てし、ピッキング作業を効率化します。

倉庫内における在庫の所在地を示す「棚番号」を情報として保持することにより（棚番管理）、その在庫品が倉庫内のどこにあるのかを即時に把握することができます。
棚番の他に「入庫日付」を情報として保持することにより、先に入庫したものを先に出庫する（先入先出）指示を自動的に行うことができます。
先入先出を行うことにより、品物の品質が長期滞留によって劣化することを防いでいます。
先入先出は在庫管理において基本的なことですが、システム化する際にはオペレーションの負荷が増えないようにバランスを取って設計する必要があります。
出庫指示書に棚番毎の残数を表示し、作業者が残数の照合を行うこと（残数管理）によって、管理精度の向上が期待できます。