3.低コストで安全にクラウド化する「GO-Global」の紹介

「GO-Global」とは、サーバ側でアプリケーションを実行し端末側で操作を行う「シンクライアント」技術を使った製品です。
通常、デスクトップアプリを使用するには端末ごとにインストールする必要がありますが、GO-Globalを使えばサーバにインストールするだけでアプリを複数の端末から利用することができます。
そのため、スタンドアローン(ひとつのパソコン内で処理が完結する構成)やクライアントサーバ方式(端末とサーバで処理を役割分担した構成)の業務アプリをそのままクラウド化し、これまで通り使用することが可能になります。
ここでは、「コスト」、「ネットワーク」、「セキュリティ」の3点に焦点を当て、前ページで説明したクラウド化の落とし穴をGO-Globalでどう回避するかを説明していきます。

コスト
トータルコストが安い

まず、GO-Globalはライセンスが柔軟です。
他社の製品では、アクセス可能なユーザーの人数分ライセンスを購入する必要がありますが、GO-Globalは同時に接続する人数分のライセンスだけ購入します。
例えば、100人の社員が製品を使用できる状態にする場合、他社では100人分のライセンス費用が掛かります。
しかしGO-Globalの場合、同時に製品を使用する人数が100人中、最大50人であるなら、50人分のライセンス費用しか掛かりませんのでコストを必要最小限に抑えることができます。
また、他社では管理サーバやアプリケーション配信サーバなどサーバ台数が多く構成が複雑で、その分構築も運用管理も大変になります。
GO-Globalはシンプルで簡単な構成になっており、複数のサーバを構築し運用する必要はありませんので、構築および運用管理コストの削減に繋がります。
さらに、前ページでクラウド化の落とし穴について記載した通り、クラウドサービスは基本的に従量課金制のためコスト管理が難しいです。
そこで、定額制のクラウドサービスと契約し、そこにGO-Globalを導入すれば煩わしいコスト管理も簡単になります。

ネットワーク
ネットワーク負荷が少ない

シンクライアントではサーバから端末に画面の情報を転送しています。
他社製品は画面の情報を画像データで送っているので、データ量が多いアプリを使用するとネットワーク帯域を圧迫してしまいます。
ネットワーク帯域は通信速度に関係しており、帯域が広いほど一度に送信できるデータ量が多くなります。
そのため、一度に大量のデータを送るとネットワーク帯域を圧迫し、アプリの反応速度に遅延が発生する原因となります。
GO-Globalでは画面の情報を画像データではなく描画の命令のみを転送する独自の「APIラッピング方式」を採用しています。
それによりネットワーク帯域を圧迫することなく、いつものパソコン操作と変わらない使用感でアプリを利用することができます。

セキュリティ
安心のセキュリティ対策

GO-Globalの通信プロトコル「Rapid-X」は独自の技術で、その仕様は非公開となっています。
通信プロトコルとは、コンピューター同士が互いに通信するために定められた手順や規約のことです。
他社製品では通信にMicrosoftのリモートデスクトップ機能を使っており、その通信プロトコルは公開されています。
通信プロトコルが公開されていると、解析されてハッカーの攻撃に合う可能性があります。
GO-GlobalのRapid-Xは独自の形式で暗号化されており解析は困難ですので高いセキュリティーを保ちます。

※GO-Globalの仕組み等についてはこちら でも紹介しております。
※二重起動ができないアプリなど、製品によっては使用できない可能性があります。詳しくはお問い合わせください。

4.まとめ

ここまで、自社の業務アプリをクラウド化するにあたり、どのような方法があり、どのような効果が見込めて、どのような落とし穴があるのかを解説してきました。
また、「IaaS」のクラウドサービスと「GO-Global」を併用することで、クラウド化の際に陥りがちな落とし穴を回避する方法があることを紹介しました。
自社システムを安く簡単にクラウド化させるために、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
いずれにしても、クラウド化を成功させるには、自社のシステムや業務を理解した上で自社にあったクラウドサービスを選ぶ必要があります。
システムのクラウド化に関し、より安全に移行するためのサポートもしておりますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。