データベース構造の理解

データベースの中には「テーブル」と呼ばれるものが複数存在します。
テーブルは、Excelでいうシートのようなもので、それぞれいくつもの行(データ)を格納することができます。

Excelで管理する場合とは異なり、データベースにおいてはムダの無い細かい単位(テーブル)に分割してデータを格納します。
データベースからデータを取り出す際、複数のテーブルを結合して取り出すことが容易にできます。

下の図はE-R図と呼ばれるもので、テーブル同士の関係を表しています。
データベース設計の際に記述する仕様書の一種です。

テーブルとテーブルの間を結ぶ線は、テーブル同士の関係を表します。
●(黒丸)は、複数の行が存在することを意味します。
上の例では、得意先1件に対して見積が複数件存在し、見積1件に対して見積明細が複数件存在することを示します。

このような資料をもとにしながら必要に応じてデータを結合する必要があるため、システムの提供元から入手するなどして、事前にデータベース構造を知る必要があります。
(データの結合方法については、別の機会に解説したいと思います)